紙漉き体験をしてきました!

2013年04月26日

私からのブログ更新は初めてとなります。
初めまして制作部の中山です。

だんだん暖かくなって来て、ついつい外に出たくなる季節ですね。
私達 室町のスタッフも撮影等で外に出る機会が増えております。
そんな中 今回は総勢7名で紙漉き体験に行ってきたのでご紹介します。

お世話になったのは「楽紙舘」さん。
紙の専門店さんなのですが、その奥に紙漉きの体験スペースがありました。
決して狭くはないのでしょうが、道具などで埋め尽くされた部屋に7人入ると結構狭く感じます。
先生も2,3人ついて丁寧に教えて下さったので安心して作業出来ました。

まずは紙が出来るまでの話。
その後に先生がお手本を見せて下さいました。
やっぱり先生は上手だと体験後に皆が実感するほど綺麗な仕上がり。

和紙の原料
説明は材料から丁寧に教えて下さいました。
画像の上3つ「楮(コウゾ)」「三椏(ミツマタ)」「雁皮(ガンピ)」は紙になる木。
一番下の「トロロアオイ」は紙をくっつける為の材料だそうです。
実際に材料の、中がスカスカ木やトロロアオイのドロドロの状態を見て触らせてもらいました。
後から聞いたのですが人工的な材料を使うと紙の繊維が痛んで弱くなるらしいです。
その為 強い和紙ほど天然の素材のみを使用しているとの事。

↓クリックで拡大できます。
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続いて紙を漉く為のスペースです。
手前の白いのが紙が溶けたものです。
既にトロロアオイも入ってます。

奥に見える木枠が紙を漉く為の道具。
この枠と簾を組み合わせて、紙の素を漉きます。

いよいよ実際に体験です。
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先生は一発で奇麗に漉いていたのに、スタッフは7人中6人は「薄すぎる」と
言われて2回続けて漉いていました。
上手にすくえてないのか、振り方が駄目なのか、皆ムラになって
分厚いところと薄いところがあるようです。

紙を漉いた所
紙を漉いた所です。これは色紙サイズ。

次に、漉いた紙の上に、色を付けたり飾りを入れたりします。

↓クリックで拡大できます。
色付け用
色付け後


右2つが色を付け用、左下は和紙を小さく切った短冊が入っていて、左上は短冊が剥がれないように上からかける「紙の素」を薄めたものです。


思い思いに色付けや飾り付け。ここが1番楽しんでる人が多かったのではないでしょうか。


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上手にできました。これは名刺サイズ。

簾から布に移します。

↓クリックで拡大できます。
簾から布へ
水気を切る


力を入れずにコロコロ、軽く水気をとると、うまく簾から布に移すことができます。



実際はたくさん重ねて乾燥させたりするようですが
今回は体験という事で時間短縮。機械の力をお借りします。
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掃除機のような機械で一気に水分を吸い取ります。
大分 紙らしくなりました。

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最後に乾かせて紙にするのですが、今回は大きな鉄板のような機械に
紙を貼付けて刷毛で内から外へ。
紙の外側の繊維が毛羽立っているのはこれが理由だったんだと皆で納得しました。

↓クリックで拡大できます。
竹串を使って剥がす
50℃の鉄板から剥がす


15分ほどしたら、丁寧に剥がして…
鉄板の熱さは50℃。触れなくはないけど、ずっと触っているとやっぱり熱いです。


綺麗に剥がせたら完成です。

↓クリックで拡大できます。
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作業を始めてしまうとあっという間に終わった体験でした。
途中 乾燥を待つ間に店内を見て回っていたのですが、和紙は和紙でも種類がたくさん。
1枚1枚が色や厚みが微妙に違って見ているだけで楽しいですね。

体験の後に先生にいろいろ話を聞いていたのですが、
こうして出来た和紙は水に溶かすとまたはじめの白い液体の状態に戻るらしいです。
先生が見本で作った紙等は液体の状態に戻して再度使うとの事です。

そして和紙はやっぱり紙なので水には弱いのですが、素材自体はとても丈夫だそうです。
特に天然の素材を使った和紙は繊維が丈夫なので手ではなかなか破けません。
私自身も昔「黒谷和紙」という和紙が破けないと聞いて、破こうとしたのですが全く駄目でした。
紙はすぐに破けるものという概念がひっくり返って、すごく感動した事を覚えています。

皆さんも機会があれば和紙に触れてみて下さい。
知らなかった事がたくさん知れて、とても勉強になった体験でした。
いろいろ質問しても丁寧に答えて下さったり、1つ1つの作業を丁寧にサポートして下さった
楽紙舘さんの方々ありがとうございました。

○楽紙舘(紙漉き体験教室)のサイト
posted by muromachi at 09:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめのお店

日菓さんの工房

2013年02月12日

制作部のはやしです。
まだまだ寒い日が続いていますが、街角に蝋梅が黄色くて可愛らしい花を咲かせ、
少しずつですが、春の兆しが見えてきました。

辰年に年賀状のデザインとしてお正月の和菓子をつくってくださった
京都の創作和菓子ユニット「日菓」さんが、昨年、紫野(京都市北区)に工房を
オープンされました。
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お店ではないので通常は店頭販売はされていないのですが
月に一度だけ、お店「月一日菓店」として一般販売されており、
日菓さんの和菓子を1つから買うことができます。

昨日、ちょうど月一日菓店の日でしたので、開店のお祝いも兼ね、お伺いしました。
カフェや銭湯、お蕎麦屋さん、食堂、紙屋さん、作家さんの工房などなど
魅力的なお店がたくさんあるにぎやかな通りに、こぢんまりと素敵な空間が!
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もとはわらびもち屋さんだったという(現在は移転)趣のある町家を工房に。
お店ではないので看板は出ていません。小さな呼び鈴がついています。

日菓の杉山さんと内田さん。笑顔で出迎えてくださいます。
おそろいのお洋服がかわいい!
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この日は、三種類の和菓子が用意されていました。
それぞれの菓名と、お菓子に込められた想いが書かれた紙もあります。
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(クリックすると拡大できます)

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(左上)ムーンウォーク (右上)うめぼしのキス (右下)餅景色

味はもちろんのこと、目にも楽しめるユーモアたっぷりの日菓さんの和菓子。
あぁ、食べるのがもったいない!(でもこの後、おいしくいただきました…)

通常は受注制作、販売のみを承っているとのこと。
オリジナルのお菓子をつくってもらうこともできるそうなので、
イベントやお祝いなど、日菓さんの和菓子でおもてなし。いかがでしょうか?
詳しくは日菓さんのブログで・・・受注販売について(日菓のあれこれ)
posted by muromachi at 10:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめのお店

御多福珈琲さん

2009年10月25日

Web担当のはやしです。
秋風が少し冷たくなってきましたね。いかがお過ごしでしょうか。
今日は私の独断と偏見による、おすすめのお店を紹介したいと思います。

京都の四条通と寺町通という大きな通りの交わるところに
1軒の珈琲屋さんがあります。
純喫茶のようなこぢんまりと落ち着いた佇まいに、
4人掛けが一席と2人掛けが数席、カウンター席だけの小さなお店。
名前は「御多福珈琲」(通称オタフクさん)。
珈琲・カフェ好きの方の間ではよく知られたお店です。

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かく言う私は、珈琲をほとんど飲まないので一見縁遠いお店のようにも見えますが。
もともとは百万遍・知恩寺の「手づくり市」で出店されていたオタフクさん。
その頃からすでに、朝早くから行列が途切れることがない人気のお店でした。
老若男女、市を訪れる方の憩いの場にもなっていて、
中にはマスターと話をするのを楽しみに来ている方も。
丁寧に珈琲を入れておられる姿は、見ているだけでも興味津々、
列に並ぶのも不思議と楽しい時間です。

そんなオタフクさんが街中にお店を出すと知ったのは5年前のこと。
ちょうど前職で神経をすり減らす仕事をしていたときでした。
お店のカウンターに座るとなぜだかとてもリラックスできました。

マスターの野田さんは、とても気さくでおもしろい方。
隣の席に座った人に、私を紹介してくださったり、
逆にその方がどんな方かをおしえてくれたりもします。
先日は復活したユニコーンの話やThe Whoについての
熱のこもった話をしてくださったり。

手づくり市に行くと、オタフクさんでコーヒーを買い、
井上さんのパンといっしょに朝ごはんをとるのが定番です。
一方お店では、ココアやクリームソーダを頼むことが多いのですが、
今回は気まぐれに、ブレンドコーヒーをいただきました。

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紅茶だとがばがば飲んでしまうのですが、
珈琲は少しずつ香りを楽しみながら、時間を過ごすことができるので、
ゆったりしたいときにいいなと思いました。

ちなみに毎年室町の年賀状を注文してくださる常連さんでもあります。
珈琲好きの方も、そうでもない方も、京都にお越しの際は、ぜひどうぞ。

御多福珈琲
京都市下京区寺町通四条下ル地階  Googleマップを見る
電話 075-256-6788
営業時間 10:00〜22:00
定休日:毎月15日(百万遍の手づくり市出店のため)
posted by muromachi at 15:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめのお店